3回目の更新をしました。このドキュメンタリーで出てきている家は二階建てで地下も使っておらず、『エマ』が最初に働いていたケリーさんの家にイメージとして近い感じがします。
老婦人がひとりで暮らすのだからメイドなんていらないだろうと思われるかもしれませんが、当時は当時で何もかも、手間と時間がかかりました。いないよりも、いた方が生活は楽になるのです。
中流階級が体面を保つ為にメイドさんなどの使用人を雇ったと言いますが、実際に雇わなければ、女主人やその家の人々は家事に忙殺され、何も出来なかったでしょう。それだけ暮らしを維持して、営むことは、今よりも大変でした。
今回は1900年の家に家族が住み始めてからの話題に入りました。食事情を書こうと思ったのですが、先にレンジ、風呂やトイレなどの話を書きました。だいたいの知識は和書、特に『図説ヴィクトリア朝百科事典』に出ています。
『THE 1900 HOUSE』の続きはこちら