ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

魔神英雄伝ワタル2

魔神英雄伝ワタル TV&OVA DVD-BOX(2)



DVDを地道に見続け、ついに第六星界に。直前、カモシレーヌのエピソードはかなり記憶に残っていましたが、ワタルの話だけは面白くなかったので、忘れていました。15年以上前に見たアニメなのですが、面白かった回は展開や台詞や効果音もリズムとして覚えていて、驚くことはあまり無いものの、懐かしさで涙が出そうでした。



しかし、冬馬由美さん、ものすごーい出ていました。男の端役はすべて龍田直樹さん、女性の端役・その回のヒロインはほとんど冬馬由美さん。スケバーン役もそうだったと知り、びっくりです。昔のアニメはひとり数役が多いです。その中でも突き抜けていたのが林原めぐみさんで、エキセントリックな少女から、シリアス大人キャラまで演じ、それが契機で声優に興味を持ちました。



久我はメインキャラよりも脇役好きなので、いちばん好きなのは「シバラク先生」です。なので今回2の展開は、とても楽しみなのです。



その続編、『超魔神英雄伝ワタル』はそれまでのつみあげをリセットしていたので、放送当時は数回見たきり、止めてしまいました。DVD化もずっとされていません。同じように、OVA『終わりなき時の物語』をいまさら見ましたが、これも既存キャラの積み上げが、圧倒的な力を持つ新キャラで否定される構図で、見ていてストレスを感じるものでしたし、世界観が監督カラーを出しすぎていて、あまり好きではありませんでした。



小説版の『ワタル』も広井王子さんの一冊、『虎王伝説』?3冊までは読んでいましたが、このOVAと同じ匂いのそれ以降の小説は、自分の中のワタル観と違って読みませんでしたが、そこに感じたものと同じですね。少年が素直に楽しめる快活な、そしてちょっとシリアスな世界を好きだったのだと思います。



尚のこと、DVD-BOXグランゾートを買い損ねたのが悔やまれます……