ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

世界美術館紀行「ロンドン・英国貴族の美に酔いしれる」

既に日付は今日、22:00〜22:30でNHK教育で放送です。再放送らしいですが、本放送を見ていなかったので、見てみます……



追記:2005/10/02)ようやく見ました。

ハートフォード侯爵のロンドンでのタウンハウスが、現在はウォレス・コレクション(美術館)として公開されていますが、その特集でした。さすが貴族、ロンドンのど真ん中に一軒で独立した館を建てています。とはいえ、ロンドンの邸宅はややこじんまりとして、入り口を入っての階段は天井が低いようで、壮麗、という感じではありませんでしたが、収蔵されている美術品がどれだけあるのか、興味があります。



基本的に、建物も美しい美術館が好きです。絵と、そこが置かれている建物そのものが立派だと、気持ちよくなれます。特に、去年行った「コートルード美術館」は自分の中では最高で、建物内部の写真を撮りたいほどでした。同じロバート・アダムが関与した、アプスリーハウス(ウェリントン公爵の邸宅)もありますが、こちらはあまり内容については聞かないので、メジャーでないのかもしれません。



そして番組は、NHK担当者の趣味としか思えないのですが、なんと現在の公爵の領地、カントリーハウスへ足を伸ばすのです。執事?と思える人がカメラマンを迎え入れた瞬間、映し出された玄関ホールの天井の高さに、ただ感動しました。高い天井、奥行き、まさに郊外のカントリーハウスです。



というふうに、絵画の話はあまり印象に残っていませんでした。バッキンガム宮殿の中にも美術品がいっぱいあるんですが、あそこは器が立派過ぎて、ほとんどの人が同じ感想を持つかもしれません……



NHK世界美術館紀行「ロンドン・英国貴族の美に酔いしれる」

ウォレスコレクション公式