ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

なんでこんなに働いたのかなぁと

300時間(月22時間*8時間=176時間、124時間の残業)働きました。昨日(今日)も朝の五時まで仕事してました。別にやらされる仕事でも無いのですが、段々と人がなぜ残業していくのか、わかった気がします。



うちの会社は半分ぐらいが目標管理制度的なもので、要は自分の仕事は自分で決めます。つまり、与えられた仕事が、「自分の仕事」になってしまう。「自分の仕事になった」以上、達成できないことは自己責任になる、そういうところでプライドや負けたくない意識で、過剰な労働時間に繋がるのかなぁと思ったり。



最初の目標設定、そして変化する状況の中、その仕事が与えられた時間で出来るか、条件は大きく動きます。その再検討も無しに最初の目標が達成しにくくなるのは、個人の責任なのか。個人の努力でなんとか出来てしまいそうな希望があるだけ、厄介です。こういう働き方は嫌いではないですが、「続ける」ことが大事なので、新年度は再検討です。