ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

主人との絆は完了

主人と使用人の関係を、ようやく書き終えました。今、手元にある新しい資料の読み込みも入るので完成はしていませんし、過去に同人誌で紹介したエピソードの再掲をどうするか(その時はそこでの紹介が最適と思っていたものの、今回出したい)など、悩みはいろいろとありました。



決定的なエピソードが無いので、ちょっとまだ物足りないのですが、気づいてみると、「文学、小説や物語、コミックス」からの引用が、非常に低い比率になり、そのほとんどが事実ベース、実在の人々が残した記録ベースになりました。



予定としては押していますが、このまま「メイドさんの恋愛と結婚」「階級を越えた恋」、そして実在と虚構を交えて、「メイドさん恋愛模様」を、紹介していこうと思います。実在のメイドさん恋愛模様は、かなり面白いです。ある意味、「厳しい全寮制の共学の学校」を連想させてくれますね。



あとは、集大成でもあるの、今までに掲載した参考文献一覧を再編集し、使いやすい形で掲載しようと思います。ページ数として、10ページ以上になるかもしれませんので、作ってから考えます。



男性使用人編に辿り着けるのか? ページ数がどれぐらいになるのか? 想像できません。