ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

英会話以前の問題

今日、会社帰りに英会話学校へ行ってきました。



授業で出会う方々は初顔合わせで、誰の名前も知りません。授業の導入部分できちんと名乗ったり、自己紹介をしたりします。にもかかわらず、いざそこで会話した方の名前を話し、英語で紹介する段になると、忘れてしまっていました。同様に、忘れられてしまいました。



ショックを受けました。



これって英会話に限ったことではないのですが、英会話において顕著にそれを感じたのは、「会話」していても、「コミュニケーション」していないからなのかなぁと。英語を話す、聞くことに集中して、相手に集中していないんですかね?



人に興味や関心を持っていれば覚えられるはずなのですが、覚えられなかった自分を反省しています。バッターボックスに入って一生懸命バットばかり振って、相手投手を見ていない感じ?



あんまり頻繁に人と会う職業ではないですし、趣味でもないですが、人としてまずいと思った次第です。



高校時代の友人にも、英会話学校で初めて会いました。彼は人間に対する興味が深く、初対面の人ともすぐ知り合いになれます。司馬遼太郎さんは、「物を書く・作る人は、人間を好きでなければならない」と言ってましたが、自分は未熟です。



ただ、今日、出会った人たちについて覚えていることがあるとすれば、「自分で聞いた質問」です。相手が語ったことよりも、そこからさらに広げて聞いたところは、意外と覚えていました。だから、自分が覚えやすい傾向の質問をまず聞いていくのがいいのかなぁと思いました。



次回、試してみます。



映画『ゴスフォード・パーク』で、「屋敷のパーティで主人たちに付き添ってやってきた使用人同士は、主人たちの名前で呼び合う」というようなシーンがありましたが、ひとつの技術なんでしょうか。個性よりも機能を重視した結果ですが。


今日接した英語

会社:読む:業務上必要な技術書:30分

学校:話す:英会話:90分

学校:書く:宿題:10分

電車:聞く:ヒアリング:60分



意外とバランスがいいような? でも身についているかは別問題です。とりあえず素振り1000回な気分です。同人活動が無いので、明日は時間を作ろうと思います。