ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『狼と香辛料』1〜3

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)





友人オススメで、最近借りました。今、アニメ化してますね。久しぶりにラノベを読む、というのか、複雑すぎず、凝りすぎず、いい具合です。とても読みやすく、キャラクターも好みです。話自体は非常にシンプルですが、物語の描写と背景世界が大好きです。



ファンタジーが好きだった頃の自分を思い出します。TRPGをやっていた頃って、そういう「冒険」が好きだったんだなぁと、原典回帰する思いがしました。



自分でもこういう雰囲気の物語、描いてみたいです。田園風景の続くヴィクトリア朝ならばいけるかも……という感想を持って、ふと振り返ると、どうも久我の創作はネガティブです。「問題を抱えている人が問題を解決し、マイナスをゼロか、プラスに」する題材に偏り、「夢を持っている人が、今のゼロからプラスへ近づいていく」ところをあんまり書けていないかなぁと。



とりあえず、3月末に向けて、元気が出るような小説を描いてみようと思います。



あ、4〜6までまだあったのか……