ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

強化週間中

知らないことを知るのは面白いことです。



元々同人活動もそうした好奇心を満たす活動と言えます。無知であればこそ、学ぶすべてがプラスになる、それは未経験で開発職を選んだときの心理でしたが、今、英語を再び学ぶことで再体験しています。



この気持ちを仕事に向けたらまた違うんでしょうね。情熱を傾け、結果が返ってくるこの単純な営みが、人を前に動かすのかなと思います。



仕事に対しての気持ちも、こうして他の体験をすることで変わってくると思いますし、努力して結果が変わるとも限らない(努力の仕方が間違っている意味において)仕事と異なり、少なくとも、語学は費やした時間を裏切る感じはしません。



RPGで言うと、段々と使える魔法が増えていく感覚です。苦労するのはこれからだと思いますから、今のうちに助走だけはしておく、というところなのですが。



幸いにも、今日、ひとつ上のクラスへ上がる道筋が見えました。試験なんて久しぶりですが、これも楽しんでみようと思います。



大人になったなぁと思うのは、「なんでこのレッスンがあるのか?」「このレッスンでは何を生徒に教えたいのか?」という視点を意識する点です。



関連しないようなテーマの講義でも、すべてが繋がって、前のレッスンで出た知らない表現があっても、次のレッスンでは使えます。「出来なかったことが、出来るようになる」(気分にさせる)演出がうまい学校だと思います。



旅行の後は痛切に「英語勉強しておけばよかった」と思いながら日々に流され忘れますが、次に使う機会がすぐありますから、悔しさを晴らしやすい環境なのです。



今所属する一番下のクラスでの課題は多分、「自分が何者であるか?」「何をしているか」と、自分のことを語れるようにさせることがテーマであり、またどんなにシンプルな言葉でも「複数形・単数形」「発音」を正確性高く意識させるようにしているのだと思います。



毎回「名前」「仕事」「趣味」を聞くのも、そういう理由でしょうね。先月は趣味について必要以上に熱く語ったので、今月は「仕事」について語れるようにチャレンジしてきます。