ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『空の境界』第四章「伽藍の洞」

コミケ当選と言う出来事がありましたが、今日は友人たちと『空の境界』を見てきました。正直なところ、毎回、ストーリーの根幹を忘れています。なので、初見が如く楽しめます。



「確か、地味なシーンばかりだったような」



そんな記憶は、裏切られました。挿入されるワンカットワンカットが、原画を描かれた方の魂を削ったかのような異常な密度、病院の描写も普通じゃありません。



何よりもエンディングの曲、歌声がすごかったです。



声が響いている、音が分厚い、安定して美しいというのでしょうか? 力強く美しい歌声に浸ってしまいました。これはCD買います。久しぶりに美しい声を聞きました。これが歌です。



身体に深く刺さったのは、劇場だからでしょうかね?



その後はいつもの如く、友人と反省会をしていました。主に映画の感想と、仕事の話などを。同業種にあって、対照的な業界にいて、お互いにステージが似ているので、自分が仕事で感じることや想いなども、多くを共感できて、話し合えました。



映画『空の境界』を通じて、定常的に会えるのは面白いですね、と毎回書いてます。


次回はいよいよ、「どうやって映像化するの?」「小説だとごめんなさい、うまく自分の中で視覚化できませんでした」な第五章「矛盾螺旋」です。とりあえず次回予告で自分の描いていたマンションの絵が、まったく見当違いだと知らされました……



友人が第一話DVDを買ったので、久我は第三話DVDと第四話CDを買おうかなと思います。