ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

新刊を毎回出し続けられること

それにしても、次で14冊目です。



コミケでは一度も新刊を落としていません。



長い間、しっかりと作り続けられている理由は、なんでしょうか? 自分でもよくわかりませんが、スケジュール管理、モチベーションコントロール、「作れる物を作る(途中での柔軟な軌道修正)」など、経験とノウハウに大きく依存していそうです。



少なくとも毎回、「自分はこれを作りたい」「その実現には要素がこれ」というふうに、「ゴール」「プロセス」を詳細に落とし込めているから、でしょうか。だいたいこれが出来ていないとき(去年の時点での総集編準備)は、駄目駄目です。



GTDというか、LifeHackというか、「仕事のゴールを明確に」「仕事を細かく区切り、終わりを作ることで達成感を得る」というのは、同人活動でも重要です。何度か書いていますが、同人活動は「自分以外の誰にも責任を押し付けられない」ものです。



自分の責任で表現し、自己管理で進行するものである以上、自分そのものが毎回試されています。「誰かのせい」というふうに、他人を言い訳に出来ないのです。自分との戦いに、負けたくありません。



さらには、毎回来て下さる方に「新刊」を見せたいからかもしれませんね。ホームページへの訪問者が「更新」を期待して、足繁く通うように。本質的なところでは、それのみを目的としてはいません。それはあくまでも、「結果のひとつ」です。



まずは、「自分が作りたいものを、作りたいように作ること」が大切です。世の中にこんなに情報があふれている中、どうしてそれを作らなければならないか?



「自分が読みたい本が無いから、作る」



「それを楽しんでくれる人とシェアしたい」



『英国メイドの世界』という目立った同人誌の直後なのですが、これまで通りの通常営業で楽しんでこようと思います。さすがに、あのレベルの二番煎じは作ろうにも作れません。量産できたら本職で食っていけます。