ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミケの搬入の季節が近づく

そろそろ検索が増える季節なので、夏の経験も追加して更新しました。



参加も次で13回目なので、そこそこ役立つノウハウかと思います。



人気記事:コミケ参加にあたって(搬入・搬出)

補足記事:サークル参加前に準備すること



結論としては「宅急便搬入を活用しましょう」です。



また、何度も書いていますが、「見つけてもらえるか?」が大切です。活動を続けるモチベーションの維持には、買って下さっている方からの反響が不可欠です。実際の感想を貰うのは非常に壁が高いですが、そもそも見つけてもらえなければ、存在しないも同じです。



本を作る際も、題材で埋もれないようにしたり、「どうして自分の本を買わなければならないのか」明確にしたりするなど、工夫が必要です。これだけ本があふれる中、なぜ、見ず知らずの自分の本を手にするのか?



その一方で、「同人」でもあるので、無理に読者層を広げる必要も無いと思いますし、自分が作りたくないものを作る必要も無いと思います。興味がない人に買ってもらう必要もありません。しかし、「興味がある人」を増やすことは出来ますし、興味がある人に見つけてもらうような努力は大切です。



話しかけられるのを待っていたらよほどのことがない限り友人は出来ませんが、自分から話しかけることで友人を増やしていくことは、待つ姿勢よりも難易度が低いです。例として適切かわかりませんが、「待っていても、評価してくれる誰か」はいません。



冊数で考えると物足りなさを覚えるかもしれませんが、そこに来る「人の数」で考えると、どうでしょう。日々生きていて、どれだけの「他人」と接点を持てるでしょうか? その他人のうち、何人が同じような趣味を持っているでしょうか? 少なくとも、イベント会場にいる人は同じ趣味の人々です。



自分の本を、気に入ってくれる人に出会えるか?



そうした人に出会えたら、とても貴重な体験になるはずです。



好きでしか続けられない活動ならば、続けられるように工夫するのも、楽しさのひとつだと思います。