ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

英書収集佳境

古い手記を買うと、そこそこ乱丁にも出会うのでしょうか。この前買った本は数ページで「同じページが複数」存在し、本来の情報が欠損していました。以前買った本も情報に気づかず、最後の方でページがロストしていたので、結末を知りません。今度、イギリスに行く機会があれば、大英図書館で欠損部分をコピーしたいと切に思いました。(日本からも利用できるみたいですね)



というのはさておき、再び資料ラッシュです。今回はメイドの時代の終わりを研究する為、二十世紀前半の資料に狙いを定めました。そのうち、Googleにスキャンされる運命かもしれませんし、使い勝手では圧倒的にデータの方が上ですが、やはり本が好きなので、買ってしまいます。



一旦これで打ち止めの予定です。尊敬するPamela Sambrook先生が参考にしていた1910年代の資料も、円高の勢いで「募集」したところ「入札」があり、手元に来ます。ようやく発見しました。ほぼ態勢が整いつつあります。



とはいえ、一度で書ききれないと思うので、どこかで改訂版のようなものを出すと思います。