ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

地道に100ページぐらいの着地点

普段通りのTwitterメモ→ブログ整理と気楽に書いた「2つの使用人問題」を巡る19世紀末時点での女主人の見解が、日本の状況との重ね合わせで意外と読まれて驚きました。



メイドに残業代がないとか、労働時間の法的上限がない(日本は抜け道あり・ILOの条約で批准してないものも多々)とか、いろいろと似たものは他にもあります。



19世紀末のこのコラムでいただいた反響や視点を既存の原稿に盛り込みつつ、そろそろ20世紀後半の英国事情を書かないといけません。世界的なレベルのメイドの話は間に合うか怪しいですが、出来るところまではやってみます。



だいたい100ページぐらいで、この話が終わったら、貴族の生活や家事使用人のエピソードの方に戻ろうと思います。