ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

キッチン情報

風邪でコミティアに一般参加も出来ず、なんとなくGWが終わっていた久我です。予定していた帝國メイド倶楽部の新刊も、まだコピーしていません(公式サイトではサークルリストが更新されていました)



GW中はほとんど家にいたので、読書とDVD視聴に時間を費やしました。『Country House Life』はなんとなく流し読みをして、残り2章ぐらいになりました。そのうち、ここにエピソードを書きます。



同人誌の設計は難航しています。冬の4巻は「料理系」のメイドさんの仕事を中心に扱いますが、そうなると「主人たちの晩餐会」についても描かないといけなくなります。「主人たちを扱う6巻ぐらいで」とも考えましたが、それこそ、料理が冷めてしまうようなものです。



他にも、情報としては「キッチンの材料はどこから来たか?」「どんな道具があった?」「どんな食事の種類があり、誰がどのように作っていたか?」「片付けは?」「当時の食材は?」と、料理系メイドの仕事内容を書きながら、料理そのものとも向き合わなければならないので、使用人全体の話題を書く余裕があるか、わかりません。というか、今回は書けそうも無いです。



『英国ヴィクトリア朝のキッチン』そのもので1冊の本になるぐらいですから、同人誌で如何に使用人中心で扱いつつ、和書に無い情報を織り込んでいくかが、悩みどころです。



デイリーメイドやスティルルームメイドは逆に、和書の資料が少なすぎ、英書に依存できるので楽といえば楽ですが、スティルルームメイドの方はハウスキーパーで扱うべきだった「保存品」「お菓子」にも言及したいので、拡散しそうな気配です。