ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『帝國メイド倶楽部伍』ありがとうございました

『帝國メイド倶楽部伍』にサークル参加して、今、帰宅しました。蒸し暑いというのか、雨が降って湿度の高い中、スペースに来て下さったすべての方に、感謝しております。ありがとうございます。



今日は普段のイベントと違い、2スペースをとったのですが、その分、自分自身が売り子をしないで済んだ為、傍観してしまいました。読んで下さる方・買って下さった方の感想や反応をいただける貴重な機会を逸してしまい、もったいなかったなぁと反省しています。



また会場全体がやや音響が悪いこと・テーブルの縦の距離が長かったことで、スペースに来て下さった方の声が聞き取りにくかった部分もありました。なので、もしよろしければ、メールなり掲示板なりにご感想をいただければ幸いです。



今回のイベント全体への感想では、会場が広かったことやコスプレ撮影が主軸を占めていたように感じました。それに様々に活動した結果、多くの方がリピーターになって下さっていて(幸せな状況です)、そろそろ新規開拓は難しいというのか、エネルギーが必要なように思えました。80点を取る努力からその先、100点を取る努力を出来るか、というラインです。



このところ100点を目指して膨張政策で多方面(というか二方面)出撃しましたが、そろそろ「コミケ中心」「年2回の新刊」へ意識を戻します。リピーターになって下さった方に対して、コミケでは常に新刊を出せるように、気持ちを切り替えます。



さて、今回も搬入を見誤りました。「コミケ」以外は宅急便での搬入をしなくていい、ということをようやく学びました。コミケでの完売に対して、フォローする形で小部数を他のイベントに持ち込むのがよさそうです。



自分自身のサークルとの噛み合い方や自分とイベントとの親和性を考えると、『帝國メイド倶楽部』への参加は今回が最初で最後になります。あとは、『SweetMaidGarden』があれば参加か、コミティアですね。



この分野・このジャンルにここまで深く関心を持たなければ、同人活動はしなかったと思います。その点で「コミケ」「コミティア」「オンリーイベント」を体験できて、よかったです。



多分、去年の冬コミが最大のピークだったので、あとは調子に乗らず、膨張せず、終わりへの計画に沿って、徐々に部数を絞って収束させて行きます。メイドさんの職業解説は次の4巻で終わり、5巻は誰が買うのか「男性使用人」です。果たして貴族の優雅な暮らしそのものを描く6巻にたどり着けるのでしょうか?



今回、嬉しかったことはいろいろとありました。コミティアではなかなか手にとっていただけない状況が続いたので、手にしていただけただけで嬉しかったのですが、まずそのコミティア参加に意味があったこと(コミティアで欲しかったが買えず、このイベントでという方がおりました)です。



次に、自分の書いている・調査している資料を基に創作をしたいといって下さった方がいたことです。資料は情報で成り立ち、その知識は誰のものでもないので、ご活用いただければ作者としてはありがたい限りです。



それにこの日記を読んで『MANOR HOUSE』を購入された方がスペースに来てくださり、お会いできたこと、それだけでも今日は行った価値がありました。



次回のコミケに当選していたら、新刊を必ず作っておきますので、そこで読者の方々とお会いできれば幸いです。いろいろとお役立ち情報を準備中です。



キャッチコピー(目標なんですが)の『エマ ヴィクトリアンガイドと戦える同人誌』には、「一緒に戦える」という意味も含まれています。今後も、「実際のメイドが何をしていたのか?」という部分、ヴィクトリア朝の魅力を伝えていく部分で、励んでいきますので、よろしくお願いします。



本日は誠にありがとうございました。



明日は日記を休み、そろそろ日付のずれを直します。