日本でも、実は同じようなネタのアニメがありました。以前、『ニュータイプ』の新作DVD紹介で見たのですが、『女王陛下のプティアンジェ』(ASIN:B0000AZSUP)という、イギリス貴族の娘が探偵をする1970年代のアニメ。見たことはありませんし、あまり評価は高くないようです。
こうして考えると、久しぶりに『世界名作劇場』の『小公子』や『小公女』や『若草物語』が見たくなります。なぜか、同じバーネットの『秘密の花園』はNHKで放送していたんですよね。(主題歌は懐かしの早坂好恵のはずです。『らんま1/2』のオープニングは印象的でした)
最近、MXTVで再放送している『名犬ラッシー』は時代こそ新しいですが、『ラピュタ』的なのどかな田園風景、土の匂いのする暮らしを描いていたかと。イギリスの鉱山の町を舞台にした物語ではないでしょうか。
世界名作劇場の詳細なサイトはこちら。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/meisaku/meisaku/
『エマ』も折角なので、『世界名作劇場』のように子供から大人まで楽しめるアニメであって欲しいですね。子供の頃に見た『世界名作劇場』で描かれた生活風景は、今も心に残っています。
そして、エマを演じるのが冬馬由美さんと聞いて、安堵しています。しっとりした声の声優さんです。
冬馬さんの名前を初めて知ったのは、今から15年ぐらい前にOVA化して爆発的にヒットした『ロードス島戦記』です。エルフのディードリット役は、似合っていました。それ以降、なぜか記憶にあるのが『クッキングパパ』で同僚の女性と犬を演じていたような? 他に有名な役が思い浮かばず、すみません……
他の声優はよくわかりません。自分が声優を意識するようになったのは『魔神英雄伝ワタル』の頃であり、識別率が80%を超えたのは、『銀河英雄伝説』です。今はもう新しい人が増えすぎて、30%ぐらいでしょうか?
かろうじて、ハキム役の人の名前もわかりますが、この人の名前を初めて見たのは確か『るろうに剣心』がアニメ化した頃。十年以上前でしょうか? 新人のイメージしかないのですが、もうそんなに時間が経過しているんですね。
ウィリアムのお父さんは、柴田秀勝さん(ミュッケンベルガー元帥)か正宗一成さん(ドワイト・グリーンヒル大将)あたりを熱烈に所望します。エマが仕えるメルダースの奥様は島津冴子さん(フォウ・ムラサメ)、メイド長のアデーレは榊原良子さん(ハマーン様)当たりで。
元ガヴァネス、エマの雇用者たるケリーを演じる中西妙子さんは自分の記憶にありませんが、ネットで検索すると、70代の大御所の方のようです。唯一、その中でマッチングしたのは、『ファイブスター物語』劇場版の「ナレーション」でした。落ち着いた声で、俳優で言うと岸田今日子さんに近いでしょうか?
他にもNHK海外ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』や『名探偵ポワロ』の出演があったり、海外ドラマの吹き替えを数多くされているようなので、メインのふたり(自分にとって)が、ベテラン&好きな声優なので、安心して見られるかとも思います。