ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

去年の今頃は旅に出ていました

あれから1年が経過しようとしています。「イギリス行きたいなぁ」と切望していた折、ちょうど森薫先生がイギリスに行き、その旅行記を読んだ友人が「イギリスいいですね」(元々大英博物館には行きたかったとのこと)と誘いに乗ってくれて、夢が叶いました。



イギリスに行ったからといって何かが変わったわけではありません。いい創作を作るために現地取材が必要ならば、数百年前とか、数千年先の物語なんて書けないのですから。とはいえ、肌感覚、空気感、というのは残っていて、それが見えないところで生きていたらいいなぁと思っています。



気軽に行くには遠くてお金も高いですが、気持ちさえあれば旅立てます。英語は不十分なままですが、今度はひとりで行こうかと思っています。その分、観光ガイドに出ていないところを重点的に散策しようかと。本当は、どこかの屋敷の芝生や、どこかの一室に腰掛けて、ぼけっとしているだけでも十分なのです。



ひとまず来年に会社の都合がつけば、有り余る有給休暇と代休を消費して、長期滞在してきます。(それでも10日ぐらいですが)引継ぎを考えるだけでうんざりするものの、寂しいですが、いなくてもなんとかなるものです。



去年、帰国してしばらくして、『Under the Rose』2巻が出ていました。それから一年が経過。そろそろ続きは出るんでしょうか? 一見さんに薦められる、そして2巻の三つ編みのメイドは可愛い、ということで続きが気になります。



同人誌の進捗が去年と同じでは、血を吐けますが……