ヴィクトリア朝の暮らし〜短編集
第二十八話 ほんのひととき
第二十九話 百年前
第三十話 百年後
第二十八話は、同人誌6巻で描いたメイドのセシリーと、彼女の後輩であるフットマンのフレッドの話です。当時のフットマンは180cmぐらいはあった、しかしメイドの女性はそれほど背は高くなかった、その身長差を話にしたいなぁと、前々から考えていました。ロンドンで見かける女性たちはみな大きいですが(笑)
第二十九話と第三十話は、ある一族の物語を描こうとしたときに、思いついたものです。一端の区切りとして、ふさわしい形になったかと。使用人の時代はもう、終わっているのだと。
コミティアの後、勢いのままに更新し続けて、ようやく30話に到達です。悠々さんのアドバイスに従い、一話一話の完成度は気にしないことにしました。ただ書きたいように書く、正解は無く、失敗も無い、そこにあった風景を、見たままに描きたい。
先は長いですが、せめて50話ぐらいはいきましょう。
と言うのは楽しいのですが、そろそろ資料の整理と原稿執筆を始めないと、後で苦しみそうです。明日は、男性使用人編の解説部分を、描き始めます。あとは今回のINDEXを決めないといけませんね。