ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

といいながら、フットマンには語りつくせない味がある

フットマンの仕事の解説がひとまず終わりましたが、彼らが担当した仕事の量が、半端ではありません。



過去にメイドを「ランドリーメイド」「パーラーメイド」「ハウスメイド」「ナースメイド」「スカラリーメイド」「レディーズメイド」「キッチンメイド」「チェインバーメイド」など、幾つもの仕事から照らし出しました。



仕事、いっぱいありました。



それでも、これらメイドに「重ならない仕事」をフットマンはこなしました。大変です。あまりの多さに、泣きそうです。これも、資料として使っている本のマニアック具合のせいです……面白いエピソードが多いのが原因です。



日本において、最高の「フットマン紹介」は作れそうですが、燃え尽きそうです。



今日、今ある原稿で台割を作ってみました。



105ページありました。小説抜きです。



これより、「コーチマン」「ガーデナー」「グルーム」「ゲームキーパー」、そして小説を書きます。残りはきっと、しょんぼりな雰囲気です。手記書こうよ、残そうよ、と言いたくなるほど、資料が乏しいです。



頑張ります。