ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

DVD『秘密の花園』を見ていたらハウスキーパーの鍵束に気づく

久しぶりに見ましたが、ずーっと昔に見ていたときには気づかなかった描写がありました。ハウスキーパーであるメドロック夫人(マギー・スミス)は、ちゃんと腰にハウスキーパーの象徴・鍵束をぶら下げて、じゃらじゃら鳴らしながら歩いているわけです。



多分、あの映画を見た当初は「鍵束」のエピソードを知らなかったので、気づかなかったのでしょう。2001年ぐらいですかね? 映画自体は久しぶりに英語で聞くと、かなり聞き取れました。英会話教室効果があったようです。子供向けの番組で聞きやすい、というのが本当の理由だと思いますが。



こういう発見、他にもありそうですね。温故知新です。



『Upstairs Downstairs』も、もう一度見ないといけません。



さて、ハウスキーパーというと、昨年末の冬コミにて久我のスペースに、「ハウスキーパー」のコスプレで来訪して下さった方がいました。



(「あれ、普通と違う服装だぞ? 何のコスプレだ?」)

(「あ、腰に鍵束がついている」)



「もしかして、ハウスキーパーのコスプレですか?」



正解でした。



もしも気づかなかったら、これまでの同人活動がなんだったのかと反省会を開かなければなりませんでした。指摘できたことで胸を撫で下ろしました。