ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

同人イベントとメイドジャンルについての雑談

友人とも話しましたが、最初からコミケしか経験していないと、他のイベントに参加するときの意識のギャップが大きいです。ただ、だからといって段階を追ってコミケと言う大きなイベントに参加する、という流れがあるわけでもありません。



なぜならば、コミケ以外のイベントではあまりにもマイナーなジャンルは生息できず、また読者の方にも出会えないからです。



コミケはその巨大さの故にマイナージャンルを生息させてくれつつ、少なくとも、大勢の参加者がいることで、遭遇の可能性を他イベントよりも飛躍的に高めてくれます。オンリーイベントが存在すれば、また違うのでしょうね。



今日、これまでの同人誌頒布数をイベントごとに出していました。参加人数が少ないとはいえ、コミティアCOMIC1などのコミケに次ぐ規模のイベントより、オンリーイベントの方が頒布部数は多いのです。久我にとって伝説的な『Sweet Maid Garden』は開始1時間ぐらいで、持ち込んだ140部が完売しました。この瞬間風速は、コミケ以上の速度でした。(絶対数ではコミケが最大)



メイド自体が世の中に普及し、今時点で同人レベルでは衰退が始まっていると思います。オンリーイベントの数が多いわけではなく、『帝國メイド倶楽部』も参加サークル数が半減しました。『Under the Rose『エマ』オンリーイベントが少ないのも、作品のオリジナリティが非常に強く、それを別の形で補う隙間が、他のジャンルより少ないせいかもしれません。(数が少ない、というのもありますが)



またコミティアで昨年参加した「メイド部」も、部の方向性もアンソロジー自体の効果も見えにくく、メイドジャンルは多いように思えたものの、一体感は無く、メイドが好きな読者に出会えたのかもわかりません。(その前に参加した『M.O.E.』の企画本は自分にとって劇的なプラス、新しい出会いをくれました)



そろそろ同人活動も終盤に差し掛かっていますが、何かこう、メイド関係で何かしたいなぁと思っています。さすがにイベントを開催する力も無く、アンソロジーを作る気持ちも無いので、今時点ではコミケ前にやっているような参加サークルリストの作成、その延長でのウェブにおけるナビゲーション、或いはコピー誌レベルでのイベントでのジャンルマップ的なものでしょうか?



ただ、そういうのに時間を割くならば、自分の活動の質を高めたい気持ちの方が強いです。



手元に答えは無いんですが、まずは総集編、ですね。これが終わらないと本当に先に進めません。今、したいと思っていて実現出来ていないことは少ないです。しかし、最も重要で時間がかかり、大きなこれが出来ていないので、このGW、頑張ります。



ブログ書いているな、という話ですが。