ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

ちょっと進む(12:45)

短編1本は諦めて、残り2本を進めることにしました。そのうち、1本は完成しましたので、残り1本を書いています。これは超短編なので、大丈夫そうです。今日中に短編と完成したスチュワード原稿を仕上げて、明日、ちゃんと生と死の記録にいけそうです。



前にも書いたかもしれませんが、今回、表紙はいつものGENSHIさんではなく、違う方にお願いしています。『英国メイドの世界』の余波でいっぱいいっぱいになり、気づいたら11月を迎えていました。尚且つ、11月は自分が忙しすぎる状況になっていたので、GENSHIさんとイラストの話をする時間を取れませんでした。



さらに自分自身、コミティアの準備でも大変でした。(気持ちが)



入稿までわずかな時間しかない状況で、なんとかこれまでのつてで久我の無茶を聞いて下さる方にお願いし、無事に進行しています。絵のイメージは11/02日記11/03日記に書きましたが、そのイメージを持ちつつ、編集の方の力を借りて、今までとまた違う形となり、本の内容にあったストイックなものに仕上がる予定です。



そもそも、『英国メイドの世界』という、ある種「ヒットしてしまった本」の後だけに、違うトーンで作りたい意志がありました。頒布部数も今回は絞り、「一見さんは『英国メイドの世界』(絶対数は多い)」「それ以上を求める方+今までの読者の皆様(絶対数は少ない)に向けて、今回の新刊」という設計思想です。



自分が考えられる限り、最高の物を作ってしまったので、あれを作った当初の自分では考えられないこと・考えなかったことに目を向けていかなければいけないとも思います。



これが終わったら、来年は一年を費やして、メイドの時代の終わりを描ききるつもりです。



と先の予定を書くと楽しいのですが、今目の前の原稿が進んでいるわけではなく。