メイドさんショート漫画 その2
「あるある」的なネタですね。ごく一部において(笑)
1回目(上記2回目の下部にリンク先あり)とトーンが違いすぎる!
以下微妙にネタバレなので改行入れます。
公爵様の食事も1食1ポンド以上なんて記録も残っていますし、ゲスト招いてディナーを開催した主人が「使用人にやるチップを俺によこせ」的な発言をしたと、どこかで見たような気がします。
なんで高いワインの対比が「ビール」かと補足すると、ビールは「安い」からです。大きな屋敷では自分たち(執事が責任を持つ)で醸造するので、お茶みたいな感覚で飲めるのです。ビール手当てと言うようなものもありました。
『英国メイドの世界』読者の方はご存知ですが、当時のハードワークな職場ではビールを多く飲む傾向があり(滋養に富むと考えられた)、ランドリーメイドが洗濯に従事する4月のピーク期は、最も多く消費するとの記録も残っています。
そんな屋敷とビールに興味を持ったあなたにオススメの一冊。
Country House Brewing in England, 1500-1900
- 作者: Pamela Sambrook
- 出版社/メーカー: Bloomsbury USA Academic
- 発売日: 1996/04
- メディア: ハードカバー
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もちろん久我は……持っていません。この方の刊行物はほぼすべて入手していますが、この一冊だけはまだ決意が付かず。ポンド安のうちに、英国で買うべきか。