ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

使用人の時代の最後へ向けて

1920年代に刊行された英国政府関係のレポートの入手に成功しました。ビニールに包装されてきましたが、あまりにも歴史を感じすぎ、まだ封を切っていません。他にも幾つか1920年代、そして1940年代に刊行された書籍が手元に届き、読みこめば器が出来そうです。



勘で買ったものと、Pamela Sambrook先生の参考文献から見出したものとがありますが、政府系刊行物は初めてですね。ここで塩漬けにせず、有効に活用したいと思います。Thank youと情感の篭った字で、古書の店主のメッセージもついてました。ある種、ここで途絶えさせてはいけない資料が、貯まりつつありますし、どうやって見つけるかの目星もついてしまい困ったものですが、GoogleのBookSearchもこの辺の政府観光系の資料を先にやってくれればよいものを。(実はやっている?)



円高で調子に乗っていたら大変なことになったので、数ヶ月単位で緊縮財政になります。



そういえば以前ご紹介した『Victorian Farm』のDVDも来ました。どうやらこの番組に参加した人たちは、その前に「中世の暮らし」なんてのもやっていたみたいです。そちらもDVD化されています。かつて見たときはスルーしてました。



このDVD紹介は明日以降に。