なんとなくなのですが、Twitterを始めてから、情報発信の方向が広がりました。元々、「自分が興味あること、伝えたいと思うこと」を発信する場としてホームページやブログを更新してきましたが、そのときの方向性はこれまでのテーマに準じていました。このブログであれば、ヴィクトリア朝・屋敷・メイド、です。
たまに『とめはねっ!』や『まおゆう』、それに尊敬する梅田望夫さんの話を書いたりもしますが、よほどエネルギーを貰わない限り、それ以外の領域のテーマは選んできませんでした。
ところが、Twitterを始めると、自分の関心領域を発信する障壁が下がり、以前は言及しなかったことにもテーマを広げている感じがします。それはそれで別にかまわないのですが、最近、あまりメインテーマを勉強できていないこともあって、目標を決めてスケジュールを組みなおしていこうかと思います。
とかいいながら、今読んでいるのは友人に教わったこの本なのですが。
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「自分が魅力的に思う何かを見つけたとき、それを伝えたい、知って欲しいと思うこと」が自分にとってはすべての原動力のような気がして、その点では首尾一貫しているとは思います。で、その自分が思う魅力を他の方が自分が読みたい形で提供しているときは「読者」でいいですし、それで満足できなければ動く、というような。
そういう点では、やはりこれも前職の同僚から教わった本となる『自分の仕事をつくる』の著者・西村佳哲さんが述べていた、「他人に任せたくない」「自分が動かないといけない」と思えるような領域が、だいぶすっきりしてきた感じがします。
多分、メイドの可能性を広げて「接点」を響かせるに書いたような発想をする・体験をしてきた自分にしかできないことや見えないことがあるはずです。
ちょうど1年ぐらい前に西村さんの著作『自分をいかして生きる』を紹介しましたが、メイドの資料本作りはまさにそういうもので、その辺りの話を今の自分の言葉として、書いておかないといけないとも思いました。
『英国メイドの世界』で描けること・描きたいことと題して、いろいろと書いていますが、そもそもどうしてこの本が生まれたのか、というところがまだ書けていません。ということを、プレミアムモルツの話を読んで考えた次第です。
オチがないですが、そろそろ冬コミの準備を始めるために、具体的に資料の読み込みを再開しつつ、様々な資料や物の見方を紹介していければと思います。