ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『Portrait of England』

一ヶ月以上かかると思っていたamazonの本が、徐々にそろってきています。パッケージをひとつにして送ってくれればいいものを散発的に送ってくるので困っていますが。



今回の購入物に17ドルぐらいで買ったDVDがあります。『Portrait of England』と題するこのDVDはイギリスの田園や屋敷などの風景を撮影した映像で、中には空撮したものもあります。



特定の屋敷を探訪する物が欲しかったのですが、空撮映像にはカントリーハウスの敷地の広さに驚かされました。頭では「見渡す限り、山の向こうまで領地」とわかっていますが、いざそれを飛行機からの映像にされると、びびります。



ずーっと長い並木道の真上を飛行機が高速で移動して、どこまでもどこまでもまっすぐ行くと、ようやく屋敷が姿を見せます。また、地面からの映像でも、「緩やかな並木の坂道・坂の上には輝く空しか見えない」(多分、坂の上に立つと屋敷が急に視界の前に広がるような印象を与える)といった工夫を見せられると、涙が出そうになります。



その上、短い時間ですが屋敷の中や庭を歩くシーンも多くあり、「ここにメイドさんが歩いていたのかなぁ」と、イメージをする際の手助けになりそうです。



あと3ヶ月、そろそろ原稿を書き始めます。