ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

アニメ『名探偵ポワロとマープル』

その後に『名探偵ポワロとマープル』を見ましたが、なんでしょうか、特に面白いとか、つまらないとか、そういうものでもないような感じなのでしょうか。あれはどういう視聴者層をイメージしているのか、少なくとも「見ている人の心に残る作品にしたい!」と制作サイドは思っているのでしょうか? ヘイスティングスが超・強いですし、ポワロさんもあんな悪ふざけはしないと思うのですが。(小説では人の『仮面』をはがしますが)。現時点では「面白いよ、見てみなよ」とか、「一話も逃さずに見たい」「来週を待ちかねる」というレベルではありません。ポワロも、時代劇みたいな決め台詞は止めて欲しいです。



アニメ三銃士』の直後にあった「現地のガイド」のように、クリスティの地元を訪ねるような番組がいちばん面白い、というのが現時点での感想ですね。来週はあまり記憶に残っていない「ミス・マープル」パートですが、遺産相続に関わるこの話は思い出しました。というか、『アニメ三銃士』基準ならば、「子供向け」であって、自分のような大人が見る作品ではないような……文句を言って、ごめんなさい。



でも、原作は大切にしましょう。