ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

コミケカタログ発売

表紙は『北へ……』の方でしょうか? 共信印刷のパンフレットの表紙を描いたことのある別の方にも似ているような。名前を見つけられないのでわかりません。どちらかはさておき、いよいよ発売です。2日開催なので薄く、持ちやすいです。



今回は2点、確認したいことがありました。ひとつは、「創作少年・メイドジャンル」の参加サークル数。これまでのバブルが弾けたのか、50サークルぐらい参加しているようです。3日開催の頃の2/3ぐらいの数でしょうか。純メイド、というイラストの中にかなりの数、そうではないジャンルも混ざっています。



もう一つ気になっていたのは、自分の正面サークル、つまり壁サークルがどこなのか、です。



スペースが巨大なので、どこかと思っていましたが、同人イベントに参加されるサークルの中でも本物の最大手(前回のアンケート1位?)のところでした。内側を向いていないので、人の流れがこちらに向かうことは無いのですが、参加サークルの中の最高峰を目の当たりに出来る、というのはなかなか出来ない経験になりそうです。ほんの十数メートルの距離、しかしそれは永遠に等しい差を見せてくれるのでしょう。



カタログをめくると、小学館の広告があるんですが、『逆境ナイン』の映画化に伴い、『逆境ナイン』の復刊があるみたいです。もうあれを買ったのは10年以上も昔になりますが、時々読み直しても、一切、色褪せていません。



雑談ついでに。夏のカタログをいまさら見ていると、アニメ『げんしけん』を制作した会社が「プレス申請した」会社リストに出ていました。取材をきちんとして、作ったんでしょうね。脚本を描いている人はどちらかというと「対岸」で見ている感じで、原作ほど面白くはありませんが、丁寧な作風と取材は好感が持てます。