ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

今日は秋葉原へ&同人メイドジャンルについて

今週はもう人生で久しぶりなぐらい、時間単位で会議・仕事・会議・仕事、深夜残業、みたいな繰り返しでやばそうでした。何回か書いていますが、仕事の質と方向性が若干変化し、ゼロから調べて仕様を決める部分が増えつつあり、「コントロール出来ない忙しさ」に飲まれつつあります。



そんな中、本日はメイドさん関連のイベントで、秋葉原に出かけました。打ち上げの席で王将さんやGENSHIさん、それに今度夏コミでお隣になるMaid Aさん、マールさんなどにお会いして、いろいろと面白いお話が出来ました。創作に関しても刺激を受け、新しい価値を作れそうな雰囲気です。



それにしても、月に一度は秋葉原に行っているかもしれません。



さて、夏コミについてですが、メイドジャンルは、斜陽を迎えているかもしれません。今日の飲みの席でお話を伺ったところ、『帝國メイド倶楽部』の参加サークル数は減っており、当日不参加も多かったようです。



開催日付が連休を外したこともあるそうですが、ほぼ唯一、と言えたメイドオンリーイベントでサークル活動の低下があったのは意外でした。一方で、コミティアでは『メイド部。』が開催されるなど、徐々にメイドサークルが増えているのでなんとも言えませんが、「いろいろな意味で、同人で盛り上がってきたメイド(そこにしかない価値)」的な部分が、弱まっているのを、主観的に感じます。



期待していた『エマ』のアニメ化第二幕が、ネットの反応を見る限り、「爆発的にヒットして、新しいユーザ層を呼び込む」と言う感じではなく、また起爆剤のひとつと思えた『MANOR HOUSE』も、現状はまだ潜在的ユーザを掘り起こせていない感じもしますので、ここはなんとか、地道に情報発信をして、魅力を伝えたいところです。



このところまったく趣味に時間を割けずにおりますが、そろそろまた動き出したいです。



メイドジャンル全体の盛り上げに繋がるような何かをしたいなぁと思いつつ、ただメイドそのものが一般化したせいで、逆に「お祭り」への期待も下がっているのか、というのもあるかもしれません。珍しかった頃は求心力や「そこにしかない価値」をジャンルは持っていましたが、こうまで当たり前に「メイドさんがいる」状況になると、コミケでの「お祭り」の求心力も低下しているのではないかと。



だからこそ今年は、「創作少年・メイドジャンル」への回帰を希望し、また「メイドさんが一般化すればこそ、接点は広がっている」と、新規読者向けの総集編を準備しているわけですが、はい、作業がまったく進みません。この点、『メイド部。』のような形ではないにせよ、ジャンルそのもので集合できるような何かをしたいですね……