ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

落差が激しい

去年は以下のイベントに参加しました。



2005/02/20(日) コミティア71:委託

2005/03/20(日) コミケットスペシャル4

2005/05/03(火) 帝國メイド倶楽部六 

2005/08/14(日) コミックマーケット68

2005/08/28(日) コミティア73:直接参加

2005/11/06(日) コミティア74:直接参加:早退

2005/12/30(金) コミックマーケット69



コミケが大きいのは毎回言うまでもありませんが、去年はきっしーさんが企画したメイド同人作家が一堂に会した、『M.O.E.』企画がありました。この企画のデビュー戦であるコミケットスペシャル4、そして帝國メイド倶楽部はいずれもジャンルの勢いを感じられるもので、個人的には充実した時間を過ごせました。



その一方、日記をお読みの方はご存知かと思いますが、コミティアはもはや相性が悪すぎて、どうにもなりません。読者の方と話す機会が他よりあるかと思いましたが、そもそも文書系というカテゴライズで、人が来ません。「創作マンガ」の場所なのです、何度も書いていますが。



努力次第で変化はあると思いますが、自分にとっての砂漠をあえて緑にするパワーを費やすより、他の緑地を探した方がいい、という結論になります。そもそもそこまでして同人に時間を費やせなくなりつつもありますので。



コミティアと言う場所で言えば、スペースと言う分類わけで切り捨てられる「直接参加」より、本が平等に並んでいる「委託」の方が、結果の数字だけ見ても読者に届くのです。人が来ない以上、直接参加の意味合いは低い、ならば委託で十分、というのが今時点でのコミティアへの判断です。



その一方、新しく始めた『虎の穴』の委託は、今までコミケに来られなかった層を着実に吸収しているようで、年間単位ではかなりの部数が出ています。正直なところ、同人誌即売会と言う場で手にとって欲しいですが、それはすべての人に出来ることではありません。ヴィクトリア朝や屋敷やメイドを広めると言う点で言えば、決して悪い選択でもないのです。ただ、ユーザの顔が見えない、ただ数だけが消えていくので、その辺りでなんとなく、このまま続けていいのかなとも悩んでいます。在庫が減るのは嬉しいのですが。



今年はオンリーイベント『帝國メイド倶楽部』、祭り『コミケ』、委託は『虎の穴』という方向で、コミティアから完全撤退するつもりです。ただ夏コミ明けやGWのコミティアはまた雰囲気が違うので、状況次第ですが、もうそれほどイベントに出る時期でも無くなりつつあります。



というふうに、真面目に書くとこんな感じでしょうか?



まったく同人活動と関係ない話ですが、去年は普通の創作をほとんど出来ませんでした。自分自身が文章だけで食べていけるプロになれるとは思いませんし、正直、今の仕事が面白いのでその立場を離れることも考えていませんが、「これが書けたら、すべてが終わってもいい」と思える小説を書きたいので、今年は同人活動の比重は高くしないつもりです。



本当、なんにもしていないんですね、去年は。