ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

GENSHIさんと総集編打ち合わせ

本編はこっちだったのですが、切り分けました。金曜日はGENSHIさんと秋葉原でお会いしました。よく考えれば、これでGENSHIさんにイラストをお願いするのも5回目になります。



初めてお会いしたのは2005年にきっしーさんが主催されたメイド作家の合同誌『M.O.E』の打ち上げでした。あの時、GENSHIさんが自作のイラストを持ってこなかったら、絵をお願いするきっかけもなかった、と思うと、不思議なものです。



で、今回の総集編は360〜400ページ相当になることが予想されます。2センチメートルぐらいなので、背表紙も立派なのが必要なのかなぁとか、どうせだったらカバーをつけたいよねとか、とりあえず同人誌としての完成度を馬鹿みたいに高めたいと思うのです。



いろいろと調べていくとカバーをつけた場合には作業料が発生するとか、搬入料金幾らになるんだとか、そもそもスペースに何冊置けるの、そんな分厚い本を、という問題もあるわけですが、二度と刷り直さないつもりなので、3〜4年で完売すればいいやという気持ちではいます。1巻は退役するまで、5年を頑張りました。ジャンルと言うか、資料本と言う性質上、色あせる内容でもないので。



そんな話をしている途中から、お互い会社員らしく、会社で気持ちよく働くにはとか、個に依存しすぎない組織としての強さとか、マネジメントの話とか、人を育成することとかを話していて、「使用人も同じだよね」と、話が広がっていました。



それから話はまた広がって『MANOR HOUSE』へといたりました。イラストをお願いするときの雰囲気を感得してもらうためにをどうしてもGENSHIさんに見て欲しかったのですが、以前はそれが出来ず、もどかしくもありました。今回、GENSHIさんも予約されたとのことで、より細部でのコミュニケーションが出来るのかなと期待もしています。



その後は、友人も合流し、いい評判を聞くメイド喫茶シャッツキステ』に行ってきました。これで、メイド喫茶訪問は3回目です。



お店はそれほど広くなかったのですが、それが店員であるメイドさんとの距離を近づける工夫なのかな、と思いました。メイドさんの存在がここまで大きく見えたのは、初めてです。



制服のデザインは、今まで見た中で最も秀逸と言うか、感覚的にしっくりくるものでした。



……メイド喫茶とか、コスプレとかも高速道路論があてはまりそうな。