ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

総集編や同人誌全般、今後に関するFAQ

暫定版です。あとでリンクを足したりします。


総集編

総集編は置いてある本すべての総集編ですか?

いいえ。1〜4巻+外伝1巻の総集編になります。



実質的に1巻で扱った貴族と屋敷は改訂しきれなかったので、次回以降に貴族編として作り直します。1巻の内容は削ってありますが、この総集編をゼロから読めるように作っています。


総集編と過去の既刊との相違点はどこですか?

資料の圧倒的な密度です。過去に制作した時点と、今回改訂した時点で入手している資料のレベルと本人の経験が違いすぎます。アウトプットの質は比較にならないぐらい高くなっています。また、多くのゲストの方にご参加いただいたことも、相違となります。



他に情報自体の見出しを整理し、使用人同士を比較しやすいように構成しなおしました。辞書的にも使えます。


総集編はコミケで完売のようですが、在庫は無いのですか?

在庫はございます。あくまでもコミケの搬入分の在庫切れになります。


同人全般

5巻から売っていますが、それ以前の巻は無いのですか?

1〜4巻+外伝1巻が存在しましたが、絶版になりました。これらをまとめて総集編としております。なので、「総集編」→「5巻」→「6巻」と続けて読むと、わかりやすくなります。


今回の総集編でサークル活動は終了しますか?

いいえ。あと2〜3年は続けると思います。「メイドの時代の終焉(第二次対戦前)」と、「貴族の世界」(社交界とカントリーハウスでの暮らし)を扱う予定です。


何から買えばいいですか?

総集編をオススメしておりますが、重く値段も高いこともありますので、その場で判断しがたいと思います。お試しならば『MAID HACKS』、同人誌全体の概要を知りたい場合は『ヴィクトリア朝の暮らし ガイドブック』が手ごろかと思います。



フットマンにしか興味が無いならば『7巻 忠実な使用人』がぴったりです。


イベント以外にどこで買えますか?

同人ショップ『とらのあな』での店舗販売・通販が可能です。店舗に関しては、直接お店へ在庫の有無をお問い合わせ下さい。



但し、7巻・総集編を除き、『とらのあな』での扱いを断られています。この2冊以外は、イベント参加のみでの頒布となります。


どのイベントに参加しますか?

基本的に夏冬のコミケ(受かったら)、他にスケジュールが合えばコミティアに参加しています。他のイベントは時間次第です。基本的にはイベントに参加する読者層と、同人誌の性質が合わないので、コミケコミティアに参加を絞っています。


信販売はしていませんか?

とらのあな』に委託している以上には行っていません。元々、同人誌であり、「イベント頒布」(手にとって読者の方が読み、判断できる状況)を前提としています。



補足ですが、個人での作業が生じる通販業務は行っていません。あくまでも同人誌の主体は同人イベントだと考えており、『とらのあな』はイベントに来場できない方向けに委託しています。ここの考えは変わりません。



通販を希望される方は、『とらのあな』に要望を投げてみていただけますでしょうか? 交渉はしていますが、既刊については「売れない」と判断されておりますし、自分の側からそれを覆すだけの要素は出せません。



万が一、風が吹くような要素(たとえば総集編の売れ行きが好調で既刊の併売需要も見込める)があった場合はこちらでも交渉してみます。


2008/09/29補足

風が吹いたので、『英国メイドの世界』のおかげで既刊の委託再開ということになりました。


内容

時代別の衣装の変遷は載ってますか?

載っていません。衣装は弱いです。


コスプレの衣装の資料にはなりますか?

どこまで求めるかによりますが、イラストにおいては厳密な意味での衣装考証をしておりません。理由は2点あります。



・個人的に衣装調査に時間を費やせていない(衣装よりエピソード)

・自分自身で衣装を表現できないこと(人にイラストを依頼している状況で厳密性を求めるのは時間がかかりすぎる)


時代はどこまで厳密ですか? ヴィクトリア朝だけですか?

同人誌では「網羅性」と「わかりやすさ」を重視しています。時代を細分化して個々に解説を行っていません。資料・情報が少なすぎる、調べきれない、複雑すぎるからです。