『エマ』によるジャンル拡大、メイド喫茶の隆盛、NHK『名探偵ポワロとマープル』による後押しを考慮すると、今回が創作少年内のメイドさんジャンル・最大の時期かもしれません。前回、前々回と猫耳系との融合を除くと、だいたい84サークルぐらい（それでも巨大ですね）、今回はいろいろと混ざっていますが、100ぐらいに増えているように思えます。前回に比べると読者層が拡大しているかは別の問題ですが、「19世紀に実際に存在したメイドさんや、彼女たちが働いていた屋敷の研究」という部分では、当同人誌は『ヴィクトリアン・ガイド』の読者にも受け入れてもらいやすい内容だと思うので、そうした人たちの目に留まれば、とも思います。
去年の夏は今までにいなかったというか、結構、読者の方の属性というのか、「なぜこの本に興味を持ったか」というお話を聞けてとても面白かったですが、今年もそうした会話が出来たらと思いますし、また別ジャンルの人を引き込めたらなぁと。今回は持ち場を死守して、臨みます。
明日の３日目 東４ホール レ31aにて、お待ちしております。
