ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『英国メイドの世界』発売ご報告

講談社BOX『英国メイドの世界』は先日11/11に発売開始し、11/12から流通を始めました。お求めいただき、また関心を持っていただき、誠にありがとうございます。



AMAZON順位は最高で総合31位(2010/11/13 午前5時)に上昇していました。一時的に在庫切れの状況が起こりましたが、「通常5〜7日以内に発送します」へと切り替わりました。



ネットでの数の動きが想定を超えたために生じたもので、在庫バランス調整と補充については週明けになるかもしれませんが、今しばらくお待ちください。



また、通販では楽天bk1紀伊国屋など、在庫が存在している店舗もご検討ください。(上記リンクは本への直接リンク)



今時点では幸いにも、アキバBlog様に取り上げていただけました。



「英国メイドの世界」 重さ1kg、コミケカタログより分厚かったあの同人誌が商業化(2010/11/13)



2年前に同人誌としての『英国メイドの世界』を刊行した折、アキバBlog様にコミケカタログよりも分厚い「英国メイド」同人誌としてご紹介していただいた縁もあり、同人版の続きとして、今があります。私の日記よりも分かりやすい紹介内容です(笑)



また、TwitterによってアキバBlog様の記事が拡散し、このおかげで、「同人誌を買っていただいた方」「絶版で手に入れられなかった方」「同人誌の存在自体はご存知の方」と再びお会いできているように感じられます、当時、同人誌を手にできなかった方には大変申し訳なかったのですが、今回は補給線が整っていますのでご安心ください。



私にとってこの本は社交界に送り出す娘のようなもので(メイドや執事を扱っている本ですが)、親バカとしては娘が無事に巣立っていくことを願っています。その意味では同人活動やネットで活動を続けてきたおかげで、今時点に限れば、見知らぬ土地を歩く感じではなく、旧知の方たちに見守られているような雰囲気を感じます。



どこかで周囲の雰囲気が変わる瞬間があり、また今回の出版ではその場所を目指していますが、まずは無事に航海が始まったことについてお礼申し上げます。ありがとうございました。



本がお役に立てば、幸いです。