ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

DVD『Upstairs Downstairs』

結局、映画は来週にしました。土曜日と日曜日を使って、ドラマ視聴と読書で時間をすごしました。『Upstairs Downstairs』は第3シリーズまで見終わりました。これで39話/68話、折り返し地点を通過しました。



第3シリーズはRichard Bellamyの夫人Lady Marjorieが第一話の終わりで逝去するという波乱の幕開けで始まります。



これまでの主役Elizabethが登場せず、長男のJamesが父の秘書(Respectableな職業・タイピスト)のHazel Forrestと結婚し、新婚生活を営むという流れです。



しかしJamesはSarahを妊娠させ、インドから連れてきた婚約者とも別れただけあって、「オンナスキー」の習性が抜けきらず、Dianaという女性とHazelの前でいちゃつき、従妹(Lady Marjorieの弟の娘)Geoginaに好意を見せたり、Hazelの流産なども重なり、夫婦仲は冷え切っています。



そんな中で、ようやく「若く綺麗なメイド」が出てきました。Daizyと言うアンダー・ハウスメイドです。彼女の初登場の回に出てきたGeoginaも綺麗で、画面が急に華やかになりました。



ところが話そのものは次第に戦争の影が色濃く出てきて、第3シリーズの最終回にはベルギーの国王がイギリスの国王に助けを求めるというニュースと、イギリスの参戦が決まりました。軍人であるJamesは出征していく……そんな展開です。



いろいろと見所はありますが、ドラマの話はここまでです。