今まで気づかなかったのですが、大御所?と言えるかは微妙ではあるものの、古くは『超時空要塞マクロス』の脚本・小説化を行った「富田祐弘」氏の名前があるのに、今更気づきました。
氏の作風は昭和なアニメ、というテイストが記憶に残っていますし、原作に忠実、メロドラマ的な展開がイメージとしてあり、極端すぎる当たりと外れが無かったような気がします。あまり詳しくないですが、脚本家の持ち回りなので、『名探偵ホームズ』『ルパン三世』のように、脚本家のレベルによって作品のクオリティに高低が出るようです。
今回は山本監督に唐沢寿明を起用。キャスティングではなく、原画にお金を使いましょう。折角のお話がもったいないです。あと、登場人物の眼鏡のデザインにもう少し気を配って欲しいものです。
今回の見所は「クリスティ紀行」で登場したクロテッド・クリーム。わずか一度しか食べなかったにもかかわらず、あの濃厚な味わいは忘れがたく、今もあれを食べたときの幸せな感情が甦ります。
ただ、あれが毎日手に入る環境にいると、体重がすさまじいことになるでしょう。乳脂肪分たっぷりです。美味しいあれを食べさせてくれる喫茶店に行きたいです。