2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧
普段通りのTwitterメモ→ブログ整理と気楽に書いた「2つの使用人問題」を巡る19世紀末時点での女主人の見解が、日本の状況との重ね合わせで意外と読まれて驚きました。 メイドに残業代がないとか、労働時間の法的上限がない(日本は抜け道あり・ILOの条約で批…
最近、Twitterで見た言葉です。 同人が許されてることを「当たり前」と思ってると、いずれそういう奴の誰かがとんでもない地雷踏むと思うよ。まぁ、そん時は俺も一緒に吹っ飛ぶんだけどね。2011-06-26 15:02:47 via ついっぷる for iPhone 俺らはそういう胡…
船戸明里です。『Under the Rose』7巻は、9月下旬発売 「別冊ライナス君総集編」応募者全員サービス企画あり!さらに詳しい情報は、「Webスピカ」8月号(7月28日配信)にて。よろしくおねがいします!2011-06-28 17:01:40 via Echofon ということで、著者の…
英国メイドの終焉を語る際には、「使用人問題」という言葉は欠かせません。英語では「The Servant Problem」「The Servant Question」と表記するこの問題は、時代によって「何が問題か」という意味が異なりました。 まず、19世紀末までに表面化した大きな問…
朝にいろいろと考えをまとめたので、書き出しておきます。 第一次大戦に従軍した男性が不在となった職業へ女性の就業が進み、メイドの世界崩壊に繋がる転機としての第一次大戦。しかし、単純に労働者人口だけを見ると、実は第二次大戦直前には第一次大戦以上…
日記というところでいうと、あんまり最近はそれっぽいことを書いていないなぁと思いつつ、昨日は夏の同人誌作成をしていました。 『数字で見る英国メイド』の予定ラインナップ 特に集中したのが、数字資料です。1851年から1951年までの国勢調査数字は存在し…
昨日のエントリ、近代英国の家事についての読書メモ(料理や燃料、照明の話)の続きです。なぜメイドが雇わらなければならなかったのか、メイドがどんな環境で家事をしていたのかを、家事の歴史の観点で照らすものです。 参考資料は、近代英国三世紀の家事の…
[特集]近代日本の女中(メイド)事情に関する資料一覧と題して、私がこれまでに収集していた資料名のリストを公開しました。 ここ数年、英国に限らず、世界中のメイド事情の構造を調べています。英国レベルですべてを深めることはできませんが、自分が生まれ…
少し前に、近代英国の三世紀に渡る家事の歴史を扱った『A WOMEN'S WORK IS NEVER DONE』の読後感想をまとめて呟いていたので、ブログ用に再編集しました。ざっくりした本の感想まとめです。 メイドがどういう職場で働いたの、というところの理解なしに、彼女…
このところ、ほとんどこの[同人誌進捗]というタグを使わないぐらい、同人活動に特化した進捗がありませんでしたが、1年ぶりのコミケ参加ということで、少しずつ準備を始めましたので、その報告を。 前回、5月のコミティアで配布した『階下で出会った人々 英…
Domestic Life of Thomas Hardy作者: E.E. Titterington出版社/メーカー: The Toucan Press発売日: 1963/12メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 最近、『A WOMEN'S WORK IS NEVER DONE』という近代英国の家事環境(水道・料理・掃除…
前回冬コミが落選していましたので、1年ぶりの参加となります。配置はサークルSPQR、3日目 西地区 た - 08 aとなっており、twitcomikeでサークルの配置を確認できます。 新刊は『英国メイドがいた時代の終わり(仮)』の予定です。前半は20世紀のメイド雇用…