ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

同人

2017年の振り返りと2018年のロードマップ

はじめに 今年も恒例、これまでの活動を振り返ります。去年2017年には、振り返りをできていませんでした。 2年前:2015年の振り返り(2016/01/02) 3年前:2014年の振り返り(2015/01/01) 4年前:2013年の振り返り(2014/01/01) 5年前:2012年の振り返り(2013/01…

2014年の振り返りと2015年のロードマップ

はじめに 今年も恒例、これまでの活動を振り返ります。 1年前:2014年の振り返り(2014/01/01) 2年前:2013年の振り返り(2014/01/01) 3年前:2012年の振り返り(2013/01/01) とはいえ、毎年、真剣に振り返りすぎ、書くのも時間がかかる上、ここ数年は自分が描…

2014年の振り返りと2015年のロードマップ

はじめに 今年も恒例、これまでの活動を振り返ります。 1年前:2013年の振り返り(2014/01/01) 2年前:2012年の振り返り(2013/01/01) 2013年は年初から自分が所属する組織・チームの立て直しに終始しつつも、「メイドイメージ研究」では一定の同人での発表を…

2013年の振り返りと2014年のロードマップ

はじめに 毎年、年末年始には振り返りを行っています。1年前の2012年の振り返り(2013/01/01)を読み返していると、2013年年初に振り返ったことと同じ構造が続いてしまっています。 結論から言えば、仕事に時間を使いすぎました。2012年と同様に仕事が面白く、…

2013年は同人だからできること、商業だからできることを

例によって元日には2012年の振り返りを記し、2013年に向けた抱負を書くための情報整理を行いました。そこで明確になったのは、2012年に行いたかったことは、仕事の優先度を高めてしまったために、十分に時間を取れませんでした。 その点で、2013年の課題は、…

2012年の振り返り 働くことと向き合うことを優先した1年間

振り返りを踏まえた2013年の目標・展望は明日に更新します。客観的に見て、2012年の振り返りで考えていた事項で2012年に取り入れられた物が少ない、というのが結論になりそうです。 2011年の振り返り(2012/01/01) では、なぜ少ないかと言えば、仕事に時間を…

新刊『メイドイメージの大国ニッポン 漫画・ラノベ編』

サークルSPQRの夏の新刊は『メイドイメージの大国ニッポン 漫画・ラノベ編』となります。通巻では20冊目です。 「メイドイメージ」 by umegrafix on pixiv 仕様 タイトル:『メイドイメージの大国ニッポン 漫画・ラノベ編』 値段 :200円 サイズ :A5判 ペー…

コミックマーケット82・落選

先日の06/01金曜日に、コミケの当落通知があり、落選を知りました。今回、日本のメイドイメージで何か同人誌を作ろうと、「評論・情報」ジャンルで申し込みを行いました。 とはいえ、去年の冬コミを終えた後、日記にこんなことを書いていたので、それほど気…

同人誌や『英国メイドの世界』への感想をご紹介

Twitter上とブログにて感想をいただいたので、ご紹介を。ありがとうございます! 13冊目『誰かの始まりは、他の誰かの始まり ヴィクトリア朝の暮らし短編集・総集編』SPQR発行の『ヴィクトリア朝の暮らしシリーズ』に収録されていた短編小説をまとめた本。ヴ…

2012年はメイドジャンルを繋いで描き、10年後にも残るものを

元日にコミックマーケット81・サークル参加無事終了と振り返りと2011年の振り返りを記して、2011年にできなかったことや、したかったことを整理しました。 2012年の方針の核は、「自分だけでは出来ないことを実現するために、同じ目標を持つ・同じ方向を向く…

2011年の振り返り

振り返りを踏まえた2012年の目標・展望は明日に更新します。 足場がそれまでより不安定だった2011年 これまでの年間振り返りではほとんどプライベートのことには触れてきませんでしたが、今年は実生活の部分を抜きに振り返れないため、ある程度、私が経験し…

2012年01月現在の今後の参加予定と新刊・既刊の委託先

参加予定 2012/02/05(日) コミティア99 ほか、未定 新刊:『とらのあな』『COMIC ZIN』への委託 新刊情報 『誰かの始まりは、他の誰かの始まり ヴィクトリア朝の暮らし短編集・総集編』 委託先 とらのあな COMIC ZIN 既刊:『とらのあな』への委託と電子書…

新刊『誰かの始まりは、他の誰かの始まり ヴィクトリア朝の暮らし短編集・総集編』

サークルSPQRの冬コミ新刊『誰かの始まりは、他の誰かの始まり』は入稿が完了し、無事の仕上がりを待つばかりです。今回はコミケに初参加(同人誌委託・2001年12月)から実に丸10年と感慨深いものがあります。 通巻では19冊目です。 今回の新刊では、原点回…

冬コミ新刊は『誰かの始まりは、他の誰かの始まり ヴィクトリア朝の暮らし短編集・総集編』

久しぶりの同人関連の更新です。結論から言えば、創作の作業は完了し、ページ調整とまえがき・あとがき、そして入稿の準備をするだけです。 ページ数は220ページ(約17万文字・厚さ1.4mm)と過去2番目のものとなります。総集編に次ぐものとなります。 同人誌…

冬コミ新刊『ヴィクトリア朝の暮らし10巻 階下にベルは鳴り響く』準備開始

今日は冬コミの新刊作成に向けて、準備を始めました。残された時間は限られている中で、短編集を選択しました。短編集単体での同人誌は2006年12月に製作した『ヴィクトリア朝の暮らし8巻 この倫敦の、空の下で』以来です。 同人誌のシリーズとして『ヴィクト…

コミックマーケット81・3日目東ル-53bで当選

サークルSPQRとして、コミックマーケット81に参加します。2011/12/31(土)の3日目で、東ル53bとなります。 http://twitcmap.jp/C813RUk53b 新刊は未定ですが、今のところ、廃刊となった5〜7、9巻の短編の再編集版と、新作を何本か書く予定です。他に、パン…

同人活動を続けるためのノウハウを考える

つい先日、801ちゃんが同人関連でつぶやいていたこと(同人サークル運営の負担を下げるノウハウ、モチベーション維持など)に重なりを感じたので、 これまでに自分が書いてきたノウハウの棚卸をしようと思いました。 世のサークルさんには、儲ける儲けないは…

『英国メイドがいた時代』をアキバBlog様にてご紹介いただく

メイド同人誌 英国メイドがいた時代 「家事使用人の繁栄から衰退までを解説」(2011/08/20)と、アキバBlog様でご紹介いただきました。 ありがとうございます! 今のところ、「とらのあな」「COMIC ZIN」での委託をしており、店舗ではまだ買えると思いますが、…

『英国執事の流儀』DLSiteでの販売、滑り出しは好調

昨日DLSiteでの公開が始まった『英国執事の流儀』、わずか1日でパブーでのダウンロード数3を上回る5という数字が出ました。ご購入、ありがとうございます! 楽しんでいただければ幸いです。 多分、パブーよりも告知の面が広く、「同人誌」「有料のデジタルコ…

『英国執事の流儀』、DLSiteでも販売開始

同人誌『英国執事の流儀』の販売を、DLSiteにて始めました。興味のある方は是非、ご利用ください。 http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ081564.html 最近はパブーを使ってみていますが、同人との親和性ではやはりDLSiteの方が高いような気がし…

新刊『英国メイドがいた時代』

『英国メイドの世界』の続編的位置づけ・「最盛期から衰退の時代へ」 夏の新刊情報です。通巻では18冊目です。 今回の新刊は『英国メイドの世界』で主に扱った「19〜20世紀前半までの間に英国社会に広がったメイド雇用」がどのように衰退を迎えて表舞台から…

『英国メイドがいた時代』入稿完了

この夏のコミケ・コミティア向けの新刊『英国メイドがいた時代』の印刷所への入稿が完了しました。大きなデータ不備もなく、スムーズに終了しました。これで後は夏のイベントを待つのみです。 何気なく、オフセット・表紙がある同人誌としての製作そのものが…

執事の働き方・エピソード集『英国執事の流儀』パブーで販売開始

同人誌『英国執事の流儀』電子書籍版をパブーで販売開始しました。この本の電子書籍化は初めてです。 実在する英国執事7人を軸に、「どのように執事が管理職としてマネジメントを行ったのか」を紹介するガイド本・エピソード集です。同書は一冊で完結してお…

『英国メイドにまつわる7つの話と展望』をパブーで公開・パブーの便利さは異常

明日ぐらいにまたコラムを書く予定ですが、現在、『英国メイドの世界』の電子書籍化を担当編集の方に相談しています。とはいえ、同人ほどのには電子書籍経験がないので、いろいろと経験を積もうと、最近機能向上を盛り込んだプロ版をリリースした『パブー』…

同人を楽しめるように・焼き畑にしないように

最近、Twitterで見た言葉です。 同人が許されてることを「当たり前」と思ってると、いずれそういう奴の誰かがとんでもない地雷踏むと思うよ。まぁ、そん時は俺も一緒に吹っ飛ぶんだけどね。2011-06-26 15:02:47 via ついっぷる for iPhone 俺らはそういう胡…

2010年を振り返る&2011年への抱負

2010年は親になった気持ちでした。 『英国メイドの世界』の同人版、続く講談社版は私にとって「娘」のようなものです。実際に親になったことはないのですが、特に今回の出版は「出産」に比喩できるほど大変で、人生を賭けました。「産む」までの時間が長く(…

電子書籍のインフラ普及が「同人活動」に及ぼす影響を考える

AMAZONの電子媒体Kindleは、作家にとって表現の場としての敷居の低さを実現しつつあり、日本の電子書籍市場では目立たなかった「個人の作家(プロ/アマ問わず)による電子書籍化」の動きを加速させています。日本の作家(プロの漫画家・ライトノベル作家など…

ルビコンハーツ・『京都、春。』との出会いと構造の面白さ

ウェブで情報を拝見したときに、まずこのタイミングで武内崇さんを同人の世界で読めることに驚き、次に本を書店委託せずに自身でのショップ展開を考えられていることに、感想を書きました。 この驚きは、「今回はこうだった」「次は、何が出てくるのだろう?…

2009年を振り返る&2010年へ

毎年新年は前年の振り返りを行っています。 5位:同人誌頒布累計丸8年で16冊刊行/頒布実績累計は1万部を突破 2001年12月の委託による初参加から、2009年12月の冬コミ参加で、サークル参加は丸8年となりました。(同人活動自体は2000年から準備を始め、落ち続…

『英国メイドの世界』同人版をメイド喫茶「シャッツキステ」様に

「図書館」というコンセプトと何よりも同人イベントで直接お声掛けいただいたこともあって、秋葉原のメイド喫茶「シャッツキステ」に、『英国メイドの世界』同人版を並べていただくことになりました。(先週土曜日から書棚に入っています) 個人では二度と印…