ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

『MaIDERiA』さん翻訳の『ミセス・ビートンの家政読本』

そういえば先日、『帝國メイド倶楽部』で『MaIDERiA』さん発行の『ミセス・ビートンの家政読本』の使用人の章の翻訳本を買いました。



そこにも記してありますが、『ミセス・ビートンの家政読本』は様々なメイドの解説があるのに、「キッチンメイドの解説」がありません。(パーラーメイドも無いです。ですが侍女とナースは充実)



『家政読本』の使用人箇所の原本であると言われている『The Complete Servant』では、パーラーメイドやキッチンメイドはページがほとんど無いので、それが原因とも思えます。ただ、この『The Complete Servant』ではコックに多大なページを割き、それらが、ミセス・ビートンの家政読本の料理部分に応用されているように思います。



そんなこんなでイベントも終わり、一段落したので、そろそろネットに割く時間を減らして資料本制作を本格化させます。次の書き込みは土曜日を予定しています。