駄文にゅうす様2008/02/11のところに、ヴィクトリア朝メイドを語ること、『エマ』に思うことが紹介されました。
流入が凄いことに。
>知らないことは書けないのです。しかし、知っていることしか書けなければ世界は狭くなりますので、
>視点を増やすために、着想を得るために、知識は必要になる、想像力だけで書くことは難しい、と信じています。
取り上げられたのはここですね。
資料本を作ろうと思ったきっかけのひとつは、「あの時代の小説を書きたい」、「でも、知らない」から、「調べる」というものでした。現在は本末転倒して資料収集が趣味となりかけていますが、「知っていて書かない」のと、「知らなくて書けない」のには大差があります。
とはいえ、テキストの最後にも書きましたが、「知識は調味料であって、創作においては面白さが絶対」です。知識が如何に優れていても面白いかどうかとは別問題なのです。
今回も2005年10月に書いた日記がなぜ今頃に、という不思議があります。
以下、そういう情報の「見つけられやすさ」を書いている本です。
アンビエント・ファインダビリティ ―ウェブ、検索、そしてコミュニケーションをめぐる旅
- 作者: Peter Morville,浅野紀予
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 11人 クリック: 175回
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