2011-01-01から1年間の記事一覧
2011年夏・秋のメイド・執事・屋敷に関連する映画・ドラマにて、この夏〜秋の情報を少しまとめてみました。 『炎のランナー』に登場した貴族の青年がかなり良かったです。
メイド同人誌 英国メイドがいた時代 「家事使用人の繁栄から衰退までを解説」(2011/08/20)と、アキバBlog様でご紹介いただきました。 ありがとうございます! 今のところ、「とらのあな」「COMIC ZIN」での委託をしており、店舗ではまだ買えると思いますが、…
開催日時:2011/08/21(日) 11:00〜16:00 開催場所:東京ビッグサイト スペース:東5・6ホール A39b サークル:SPQR 公式サイト:http://www.comitia.co.jp/ コミケの翌週に即コミティア、ということが滅多に無かったはずなので、何かこう夢のような間隔の…
先日の2010/08/14(日)、コミックマーケット80にサークル参加してきました。昨年の冬コミに落選しており、1年ぶりのコミケ・サークル参加となりました。当日、会場にてスペースをご来訪いただいた皆様、誠にありがとうございました。出版後の初参加というこ…
『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品(2010/12/02)と、昨年に『ダウントン・アビー』の紹介をしましたが、つい先日から、検索での流入が増えています。そろそろ、テレビ(スターチャンネル)での放映が近…
あれだなぁ、コミケカタログCD-ROM版の自分としてのマイナス点は、自分が知りたい情報しかチェックしないところかな。紙だとなんとなく全部眺めるけど、そういうところでは雑誌・ウェブ的インターフェースの違いというか。向き不向きで言えば、自分はまだ紙…
Twitter上で、【karoshi 過労死の国・日本(3)繰り返される悲劇】先進国なのに…24時間働かせても合法+(1/2ページ) - MSN産経ニュースという記事を知りました。 偶然ですが、『英国メイドがいた時代』の中で、日本の36協定・ILOの話に触れてい…
開催日時:2011/08/14(日) 10:00〜16:00 開催場所:東京ビッグサイト スペース:西2ホール た08a サークル:SPQR 1年ぶりのコミケ参加です! 会場にて、お会いできることを楽しみにしております。今回は出版後、初めてのコミケ参加です。新刊を携えていき…
昨日DLSiteでの公開が始まった『英国執事の流儀』、わずか1日でパブーでのダウンロード数3を上回る5という数字が出ました。ご購入、ありがとうございます! 楽しんでいただければ幸いです。 多分、パブーよりも告知の面が広く、「同人誌」「有料のデジタルコ…
久々にAMAZONでの『英国メイドの世界』在庫が尽きました。注文受付は可能です。これは返本などで本が出版社に戻ってくると補充されますので、実際には2〜4週間待ちより短い場合があります。 今のところ、『英国メイドの世界』の在庫は、bk1での通販と、ジュ…
私は「英国の歴史的な家事使用人」の研究を10年以上続ける立場で、彼らの職種や転職事情、仕事の詳細や労働環境、そして個々人の生き方に強い関心を持ってきました。今回、夏コミ新刊の『英国メイドがいた時代』前半はその延長で作っていますが、後半は「家…
同人誌『英国執事の流儀』の販売を、DLSiteにて始めました。興味のある方は是非、ご利用ください。 http://www.dlsite.com/home/work/=/product_id/RJ081564.html 最近はパブーを使ってみていますが、同人との親和性ではやはりDLSiteの方が高いような気がし…
この夏の新刊、『英国メイドがいた時代』が無事に刷り上がりました。今回は1年ぶりぐらいで委託を再開し、「とらのあな」「COMIC ZIN」にて扱っていただけることとなりました。 誰もが毎年2回のコミケに参加できるわけでもなく、今までもサポート的に利用し…
2008年の同人版『英国メイドの世界』で巻頭カラー4ページのイラストを描いて下さった神奈江淳さんが、同イラストの一部をTINAMIで公開されています。是非ご覧ください! http://www.tinami.com/search/list?prof_id=26527 この連作では「夜」と「光」が描か…
久しぶりの経過報告となります。『英国メイドの世界』は2010/11/11の発売から、先日の2011/07/11で遂に8か月を経過(9か月目に突入・もうすぐ10か月へ……)しました。発売から半年で返本期間を迎えると、基本的に本は在庫となって出版社に戻ってきます。半年…
『英国メイドの世界』の続編的位置づけ・「最盛期から衰退の時代へ」 夏の新刊情報です。通巻では18冊目です。 今回の新刊は『英国メイドの世界』で主に扱った「19〜20世紀前半までの間に英国社会に広がったメイド雇用」がどのように衰退を迎えて表舞台から…
この夏のコミケ・コミティア向けの新刊『英国メイドがいた時代』の印刷所への入稿が完了しました。大きなデータ不備もなく、スムーズに終了しました。これで後は夏のイベントを待つのみです。 何気なく、オフセット・表紙がある同人誌としての製作そのものが…
注記 『ダウントン・アビー』の紹介を読みたい方は、下記リンクをご覧ください。 『Downton Abbey』(ダウントン・アビー)は「屋敷と使用人」の史上最高レベルの映像作品(2010/12/02) 『ダウントン・アビー』を見る前に読んでおきたいカントリーハウスと職…
同人誌『英国執事の流儀』電子書籍版をパブーで販売開始しました。この本の電子書籍化は初めてです。 実在する英国執事7人を軸に、「どのように執事が管理職としてマネジメントを行ったのか」を紹介するガイド本・エピソード集です。同書は一冊で完結してお…
明日ぐらいにまたコラムを書く予定ですが、現在、『英国メイドの世界』の電子書籍化を担当編集の方に相談しています。とはいえ、同人ほどのには電子書籍経験がないので、いろいろと経験を積もうと、最近機能向上を盛り込んだプロ版をリリースした『パブー』…
タイトルは『英国メイドがいた時代』に修正しました。元々のタイトル『階下で出会った人々』は、「私が研究を続ける中で出会った魅力的な人々の経歴と生涯」を紹介するコンテンツとして作るものでした。しかし、作業の優先順位を下げ、『英国メイドの世界』…
普段通りのTwitterメモ→ブログ整理と気楽に書いた「2つの使用人問題」を巡る19世紀末時点での女主人の見解が、日本の状況との重ね合わせで意外と読まれて驚きました。 メイドに残業代がないとか、労働時間の法的上限がない(日本は抜け道あり・ILOの条約で批…
最近、Twitterで見た言葉です。 同人が許されてることを「当たり前」と思ってると、いずれそういう奴の誰かがとんでもない地雷踏むと思うよ。まぁ、そん時は俺も一緒に吹っ飛ぶんだけどね。2011-06-26 15:02:47 via ついっぷる for iPhone 俺らはそういう胡…
船戸明里です。『Under the Rose』7巻は、9月下旬発売 「別冊ライナス君総集編」応募者全員サービス企画あり!さらに詳しい情報は、「Webスピカ」8月号(7月28日配信)にて。よろしくおねがいします!2011-06-28 17:01:40 via Echofon ということで、著者の…
英国メイドの終焉を語る際には、「使用人問題」という言葉は欠かせません。英語では「The Servant Problem」「The Servant Question」と表記するこの問題は、時代によって「何が問題か」という意味が異なりました。 まず、19世紀末までに表面化した大きな問…
朝にいろいろと考えをまとめたので、書き出しておきます。 第一次大戦に従軍した男性が不在となった職業へ女性の就業が進み、メイドの世界崩壊に繋がる転機としての第一次大戦。しかし、単純に労働者人口だけを見ると、実は第二次大戦直前には第一次大戦以上…
日記というところでいうと、あんまり最近はそれっぽいことを書いていないなぁと思いつつ、昨日は夏の同人誌作成をしていました。 『数字で見る英国メイド』の予定ラインナップ 特に集中したのが、数字資料です。1851年から1951年までの国勢調査数字は存在し…
昨日のエントリ、近代英国の家事についての読書メモ(料理や燃料、照明の話)の続きです。なぜメイドが雇わらなければならなかったのか、メイドがどんな環境で家事をしていたのかを、家事の歴史の観点で照らすものです。 参考資料は、近代英国三世紀の家事の…
[特集]近代日本の女中(メイド)事情に関する資料一覧と題して、私がこれまでに収集していた資料名のリストを公開しました。 ここ数年、英国に限らず、世界中のメイド事情の構造を調べています。英国レベルですべてを深めることはできませんが、自分が生まれ…
少し前に、近代英国の三世紀に渡る家事の歴史を扱った『A WOMEN'S WORK IS NEVER DONE』の読後感想をまとめて呟いていたので、ブログ用に再編集しました。ざっくりした本の感想まとめです。 メイドがどういう職場で働いたの、というところの理解なしに、彼女…