ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

家事使用人研究者の久我真樹のブログです。主に英国ヴィクトリア朝の屋敷と、そこで働くメイドや執事などを紹介します。

同人誌進捗

リスト化したものを加工中(18:30)

地味すぎる作業です。 使用人の情報をリスト化した後、今度は詳細な情報(生年・没年の月日・職業・勤続期間)を当て込んでますが、長い……1時間で20%程度の進捗です。 お墓を建ててもらえる使用人の年齢が高年齢過ぎて、下手すると現代人よりも長生きです。…

スチュワード撃破(14:00)

攻略と書くと変な感じもするのですが、撃破でも変ですね。整形した形でのファイルに入れ込み、レイアウトの整える作業を始めました。ついでに最も難しい「フロー図」(屋敷の物流を示す)をEXCELで作りました。あんまり抽象度は高くないですが、そこそこわか…

早寝早起き

昨日は昼寝してさらに夜も早く寝たので、朝五時に起きました。で、そのまま作業を行い、スチュワードについてはほぼ完成しました。 と思いきや、「他に読み落としたところが無いかチェックしよう」と始めた矢先、見知らぬエピソードに遭遇しました。その資料…

スチュワードは難しい(12:10)

これほど時代によって就任する人の位置づけが違う職業も無いですね。中世の頃は所領から収益を着服して、そのまま大地主や土地貴族になってしまう人が多かったとのこと。使用人の資料本には載っていないエピソードをどこまで載せるか、バランスが難しいです…

スチュワード解説が終わらない(08:30)

終わらないので、先に進めません。さすがにスチュワードだけですと本としてよろしくないので、残り2つのラインナップへ辿り着きたいなぁと。 三連休、頑張ります。

今日もスチュワード(09:50)

先週末はスチュワード作業に没頭しましたが、それから仕事がかつて無いほど忙しく(時間的な意味よりも、責任・並行する多様な業務での判断・整理)、頭の中がいっぱいでそれどころではありませんでした。ある意味、「自分が動けば解決できる問題」が山積み…

スチュワード、峠を越えるが(18:00)

なんとか仕事内容を仕上げることに成功しましたが、細部の詰めが甘く、二週間後ぐらいに見直すつもりです。情報の多さに圧倒され、咀嚼しきれていません。 あんまり作っていても調子が乗らないです。 「何を伝えたいか」 が疎かになってますね。 今日の作業…

スチュワード進まず(14:00)

朝から作業していますが、なかなか進みません。とりあえず簡単に概要を洗い出して、後で削ることにします。これまで使用人で扱っていなかった領域なので、なかなか自分の言葉に出来ませんし、うまい整理が出来ません。 今日中の完成は諦め、仕事内容までに留…

資料読解で疲弊(22:20)

とりあえず読み漁って、ネタを蓄積しました。前回調べた時はわからなかった「小作人との協定」みたいなものもあるようで、その辺を追加できればと思います。が、とにかく広がりすぎて、伝えたいことが伝わらないのも困るので、適当なところで打ち止めます。 …

欲しい情報を発見・農村と密接な繋がり(12:00)

自分の書いた原稿を読み直していても、一定のところまでは書けていました。「どこで挫折したんだっけ」と考えていくと、原因を思い出しました。 「スチュワードと農村」「農村と貴族」「土地所有者と農場経営者」という、一種、使用人の仕事から外れるところ…

久しぶりに使用人解説(08:00)

ということで、書きかけだったスチュワードをこの週末で終わらせます。実に3ヶ月ぶりの解説書きモードなので、エンジンが錆びついていそうですが、前回までに書いていた27KBの貯金がありますので、なんとかなるかと思います。 とはいえ、書きやすければ総集…

土日作業を想定すると10日程度か

締切りまで、作業で確保できる時間はあと10日程度(土日がセットで5回)と想定されます。コミティアの参加があるのでさらに作業時間は減る感じですね。久しぶりに、ちょっと短めの同人誌になるかもしれません。 『MAID HACKS』ほどに頭の悪いものは作れそう…

使用人数600人以上

リスト出しは終了したので、詳細なデータの詰めに入ります。生年、享年(死亡日)を中心に、記憶に残りそうな墓碑銘のピックアップを始めます。よく考えてみると、これまでの人生の中で、これほど多く「人の生と死の記録」を読んだことはありません。 表紙の…

高速化(11:00)

残り14ページまで進みました。こつを掴んだので、今日中に終わりそうです。 お墓の記録は英国全土に散在しているものから収集したようで、イギリスの州と、その土地にいる貴族の名前がわかって面白いですね。ロンドンのお墓の記録では、貴族比率も若干高かっ…

作業と表紙イメージ(08:10)

今日も資料整理です。だいぶ慣れてきたので、明日には終わるでしょう。今日じゃないのが悲しいですが。 表紙に関しては夜中に目が覚めたとき、イメージが閃いたのでそれでいこうかなぁと思いましたが、実際に描写できるのかあやしいので、他の案も検討中です…

飽きてきました(20:15)

外出して遅々として進んでいませんでしたが、現在250人ぐらいを抽出して、リストにしました。が、これでも進捗は33%。全部で750人近いということでしょうか……既に同人誌として印刷するのに適さないレベルになりましたので、抽出結果だけからコンテンツを作ろ…

進捗開始(10:00)

表紙のイメージが湧きませんし、人に頼めるレベルになるのか、が怪しい状況の久我です。もう少し中身見えてからでしょうか。 ひとまず、今日は数百人の使用人の死亡記録を元に、整理を始めます。

新刊を毎回出し続けられること

それにしても、次で14冊目です。 コミケでは一度も新刊を落としていません。 長い間、しっかりと作り続けられている理由は、なんでしょうか? 自分でもよくわかりませんが、スケジュール管理、モチベーションコントロール、「作れる物を作る(途中での柔軟な…

冬コミ新刊予定

冬コミ新刊の構成案が固まりました。 使用人の生涯 生と死の記録を資料に基づきリストにします。 それに関するコラムなど。 スチュワード 総集編に盛り込めなかったもの。製作中。再び苦しひ。 短編小説 最近全然書いてませんでしたので、5本ぐらいの超短編…

『THE GREEN BAIZE DOOR』読破と『Rosa Lowis』の読書開始

エリザベス女王の新婚時代に執事を務めたErnest Kingの自叙伝を読み終わりました。エドワード八世、億万長者、そしてギリシャの王様に仕えて、その次に仕えたのが新婚のエリザベス王女というのですから、驚きの経歴でした。 しかもチャールズ皇太子の誕生後…

資料を読み始める

気合が入る出来事があったので、気持ちを切り替えて、今週末から同人活動を再開します。まずは仕上げられなかったランド・スチュワードの解説を作り始める予定です。半分ぐらい書いていたのですが、仕上げが難しく、放置していました。 次に、「資料として入…

何もしていない状況

総集編を作ってから、気持ちが切れてしまったようです。仕事が忙しく目まぐるしいのもありますが、集中力を高めすぎた反動から戻って来れません。昔見ていた映像などを見直す時期かもしれません。 とはいえ、何も目的に対して計画を立てていないので進んでい…

欲しかった資料が到着

冬の同人誌ネタにする資料が届きました。しかし、まだほとんど読めていません。一度、歯車が狂うと駄目ですね。ランド・スチュワード含め、再開します。 在庫状況の進捗はありません。 搬入は終わっていますが、委託再開の連絡が無い状況です。

冬に向けてと今後に向けて

今週はアキバBlog様にてご紹介していただいたことで普段よりも注目度が高まり、在庫補充や確認で忙しくなりましたが、そろそろ通常営業に戻ります。 総集編を作り終えてから、ほとんど資料を読んでいません。この同人活動においては資料本読解は「素振り」の…

冬は「アーサー・マンビー」+「ランド・スチュワード」+短編集予定

読者のニーズを満たすものは『英国メイドの世界』で作ったので、久しぶりに読者をあまり考えず、趣味に走りすぎた物を作ります。外伝2巻以来です。読者は、わかる人だけに絞るつもりです。 アーサー・マンビーはネタを見つけたので書き、ランド・スチュワー…

総集編や同人誌全般、今後に関するFAQ

暫定版です。あとでリンクを足したりします。 総集編 総集編は置いてある本すべての総集編ですか? いいえ。1〜4巻+外伝1巻の総集編になります。 実質的に1巻で扱った貴族と屋敷は改訂しきれなかったので、次回以降に貴族編として作り直します。1巻の…

新刊『英国メイドの世界』印刷完了! コミケカタログより分厚い

本日ようやく新刊が届きました。「データ上の572ページ」が、「手に持てる572ページ」になりました。新刊、ずっしりと重たく、予想よりも分厚いです。 コミケカタログを超える分厚さ(数ミリですが)、ハードカバーで紙質をあげていれば『ローマ人の物語』に…

新刊は1箱に20冊しか入りません

とのこと(涙) イベント搬入出きる常識的なダンボール量を考慮すると、今回のコミケは完売を許容していただくしかありません。コミティアとコミケの連戦をされない方は、コミケにてよろしくお願いいたします。 20冊しか入らないというのが想像できません。 …

そのうち熱いテキストを作ろうと思います

燃え尽きてしまったせいで、絶対の自信を持っている同人誌の価値を伝え切れません。過去のテキストを読み直しつつ、しっかりしたテキストを書こうと思います。 十年以上は読める本だと思いますし、自分が生きている価値を残せた本だとも思っています。少なく…

印刷所とのやり取り

昨日は印刷所より連絡があり、改行や文章のコピペを間違ったところを指摘していただき、修正作業をしました。ここまで読んでくれているんだと、正直驚きましたし、品質に対する執念を感じました。 普通だったらスルーされてしまいそうなのですが、素直に感動…